ワーママから駐在妻へ in London

2015年秋から夫の転勤でロンドンへ。

退院、姉妹初対面!

NHSに一泊し、PM22時過ぎに退院して帰宅。
自宅に到着時刻はPM22時半を過ぎてました。
日本では考えられない時間帯での退院ですが、ここはイギリスw

約2日振りの長女と再会。
日本から手伝いに来てくれている母と留守番、ありがとう。
嬉しそうに私を待ち構えてくれてたそうで。
病院には一泊だけでしたが、その夜は私が帰ってくるのではないか、となかなか寝付かなかったらしい。
日本では時々出張で実家に預けて何日間も離れて、ということもあったのに、
今回たった1日離れただけなのに本当に愛おしくて愛おしくてたまりませんでした。

そして。。。念願の姉妹ご対面です!長女は照れ笑いしながらも、

「ベビちゃんカワイイ!ベビちゃーん!」
早速お姉ちゃん風吹かしてました。

そんな長女に萌え萌えしてた両親です。

日本では絶賛入院中の産後1日目、でも自宅に戻ってきてる。
なんだか不思議な感じです。

翌日からのミッドワイフによる訪問についても記事に起こしていきます。

 

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NHSでの出産【産後1日目】

ベットルームに移り、産まれたばかりの我が子と添い寝。
NHSだから集団部屋だと思っていただけに、
個室、加えてテレビも備え付けられているという好条件に若干テンションが上がりましたw
.

日本では3時間おきに起こして、粉ミルクと母乳を飲ませて〜という指示を受けた記憶がありますが、
こちらはそんな指示もなにもありません。フリースタイル。笑
あの一件以来よく眠れなかったのですが、さすがにこの日はぐっすり眠れました。

イギリスでは母乳推進なので、粉ミルクも用意されてませんし、特に母乳指導もなし。
ミッドワイフからは産後3日後くらいから母乳が溢れ出るようになるから、いまは出なくても赤ちゃんにくわえさせ、満足して寝てくれるようであれば問題ないと言われ。
その言葉通り、次女娘は乳首くわえて満足したら寝る。なかなか起きない良い子です。

産後1日経過、AM9時頃朝食がデリバリーされます。
トーストと飲み物。チョイスはシリアルかトーストの2パターン。(泣again)
その際、ランチの注文を取ってくれました。
メニューも豊富で、自由に選べるようです。

私はメインとデザートを(遠慮しがちで)オーダー。▲メニューはランチ・ディナー共通

AM10時半過ぎ 赤ちゃんの聴力のテストに担当が回ってきました。
ミッドワイフに今日中に退院可能か、何時頃か確認すると、
今日はとても忙しく、まだ問診に行ける時間や書類も揃ってないから…申し訳ないと言われてしまいました。

PM13時頃 ランチがサーブされ、今日何時に退院になるか分からないと伝えると、
念のため夕飯のオーダーも取っておくね、とメニューを持ってきてくれました。
ランチはこんな感じです。レンチンかなー?
期待してなかった分だけ、意外といけたので満足です。

PM14時半過ぎにミッドワイフがレッドブックを持ってきてくれました。

イギリスでの出生届提出予約の案内、←そうなんです、面倒なことに要予約制なんです。
母乳指導も2人目ということがありサラッと説明。
その他こんな時はここに連絡を、の説明。

私は会陰部の縫合について質問があったので確認し、
明日時間未定だが、ミッドワイフの自宅訪問がある旨の説明を受けました。
今日は、ここNHSでベビーチェックが終わったら退院していいよ、と言われ、終了。

その後待てど暮らせど、ベビーチェックのお迎えが来ない。
痺れを切らして聞きに行くと、今日は忙しくて順番に回ってるから待っててね。とのことで。

そうこうしてる間にディナーのサーブ。頼んでおいてよかった…
結局、ベビーチェックはPM21時過ぎに開始。

また聴力テストしてた。本日2度目。
黄疸、関節の確認、身体に異常が無いかの確認、頭囲計測などなど。

無事終わり、部屋で待機しているよう指示され、待つこと30分。
レッドブックに先ほどのテストの内容を記入し、返却され、晴れて退院!

夫にお迎えに来てもらい、赤ちゃんを抱き抱えて病院を後にしようとすると、
どうやって帰るの?と聞かれ、夫が迎えに来てるので車で帰ります、と答える。
すると、「本来ならベビーチェアを確認しなきゃならないんだけど、信用してるわ。気をつけてね。次回はちゃんと見せてね。」
甘い方でよかった(笑)PM22時過ぎに病院を後にしました。

お世話になりました!

 

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NHSでの出産【分娩当日】

出産予定日前日に日付が変わったあたりから妙な違和感。
陣痛が始まったな、と直感で分かりました。
一旦寝室へ行きましたが、夫はソワソワして寝ていられないと一階へ。
私も娘が寝た後、一階へ移動して、陣痛タイマーアプリで陣痛間隔を計りながら体力温存に努めました。

陣痛の間隔が平均3分になった段階で病院へ電話。
「来てください」とのことで、夫が運転する車で病院へ。

AM5時過ぎに病院到着。
notesをミッドワイフが確認し、その後、尿検査、触診と子宮口の開きを確認。
子宮口は最初の段階で4センチになっていることで、そのまま分娩室へ案内されます。

AM6時 〜1時間、赤ちゃんのNST(ノンストレステスト)と問診。担当のミッドワイフがやってきます。

このノンストレステスト、日本では臨月に入ったら毎度検診の度に受け、
そしてお産の時はギリギリまでこの装置を付けられたままですよね。
当然の如く、イギリスでの検診ではノンストレステストはなく、今回の妊娠で初。
また聞くと、分娩にリスクの無い人はこの1時間実施しただけで、もう取り外すとのことで。
ここでも日本とイギリスのお産の流れが違うことにビックリです。

陣痛の間隔の確認をしながら、交代の時間なのかミッドワイフが代わったので再度色々と質問を受けることに。
その後またミッドワイフが交代、(もう一体何回変わるのさ!と内心思いましたが…)
今日は忙しいらしいが、都度都度ペーパーワークをしているミッドワイフにハテナがいっぱい。

とりあえず陣痛は来ているが破水とおしるしがないので、動くように指示され、バランスボールで運動を。
その間、病院のコンサルが来たり、ドクターが来たりと色々確認を。
問診、確認が多くて、そのnotesを確認してよと言いたい所をグッと堪えて。

そして、コンサル、ドクターがミッドワイフと色々申し送りをして、結論から言うと部屋を移動するように言われました。
どうやら最初に案内された分娩室はドクターがいつでも駆けつけられるハイリスク妊婦用の部屋だったようで、
私はハイリスクではないということが確認されたので部屋を移動することに。
その間朝食がデリバリーされます。トーストかシリアルのチョイスのみ!(泣)
色々と申し送りや手続きをしている間に私は朝食をいただきました。

AM10時過ぎ 移動した部屋はbirth centre。
ここで担当のミッドワイフとご挨拶。
研修中の実習生もアシスタントとしてthird stage(もう産まれる!というタイミング)から加わるとのこと。
産前〜産後まで過ごすことのできるこの部屋にはプールもあり、妊婦が自由に陣痛と戦うことのできるフリースペースも。
.
 
プールで痛み逃しをしたかった私は陣痛のピークが狭まったら使おうと決めて、バランスボールや部屋の中を歩くことに。
陣痛の波が去った直後にミッドワイフが細かく胎児の心拍の確認、これを繰り返します。
痛みが辛い時は笑気ガスを吸わせてもらえました。

そのお陰か、長女の時より陣痛も辛く感じませんでした。この時は。
スマートに臨みたかった2回目のお産。この時まではまだ談笑もできるし、動けるし、
痛いけど究極に痛くないので騒ぐこともなく、ミッドワイフに落ち着いているねとお褒めいただく程wこの時は。

陣痛の痛みも強まってきているものの、なかなか破水しない。
長女の時も破水待ちをした挙句、結果破水せず羊膜が出てきてしまう事態だった前回のお産。
今回は、ミッドワイフの人工破水させようという意見に賛同しました。

PM13時30分前後 人工破膜実施。
直後から激痛の陣痛、プールどころではありません。
ミッドワイフは歩いて水を出してと言うのですが、
猛スピードでお腹の赤ちゃんも下がってきているのが分かるくらいに腰とお尻の激痛。
ベットから動けず、ミッドワイフの言葉も全然聞こえてきません。
冷静に通訳してくれる夫の言葉も2、3回目に聞き入れることができるくらい。
そして人生初のいきみ体験!(第一子時はいきまず、流れ出てきたので...)

PM14時過ぎ 無事次女が誕生。
人工破水から、30分という猛スピードのお産でした。

噂通り、産まれてすぐに身体を綺麗にしてくれる日本と違い、
そのまま母体にベビをのせて、臍の緒を夫が切ります。
これだけでも貴重な体験でしたが、ベビを軽く拭き取って、
そのまま希望したカンガルーケアを。

温かく、長女にそっくりな次女の誕生を喜び、家族の絆を深く感じました。

私は後陣痛と胎盤摘出、そして会陰部の切開を実施しないこちらのシステム(噂通り)
なので、損傷の確認をミッドワイフがしてくれます。
かなり損傷が激しかった模様で、チクチク縫合1時間強かけて実施。
その間も麻酔と笑気ガスのお世話になります。

夫はずっと赤ちゃんを抱っこする事態に。
夫は前日は仕事でしたし、寝る前から始まった陣痛に合わせて寝ずに待機してくれていたので疲れもピークなはず。
本当にありがとう。

赤ちゃんのケアと言えば、体重測定(すでに1回の排泄後)、頭囲測定を初日に実施。
身長は計測しませんでした。Kシロップを右足に接種させ、初日は終了。
持参した洋服に着替えさせ、そのまま母子同室。

ベットルームが空くまで待っててと言われ、ベットルームに案内されたのは23時。笑

一晩過ごし、予定では翌日退院です。

 

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